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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第46話【北朝鮮】クーデターの機会を狙っているのは崔竜海・党副委員長か?

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第46話【北朝鮮】クーデターの機会を狙っているのは崔竜海・党副委員長か?

いま北朝鮮では恐怖政治が行われています。

公開処刑された人の数は100人を超え、日本でも名前の知られた側近が次々に処刑されています。
 
2013年12月、金正恩の叔父で、北朝鮮ナンバー2の張成沢(チャンソンテク)元国防委員会副委員長が、想像を絶するような残忍なやり方で銃殺され、今年2月には、秘密警察トップの金元弘・国家保衛相が解任された後に軟禁となり、次官級の部下5人が銃殺されました。

ところで、いままで北朝鮮は金正恩の独裁国家と考えられていたのですが、昨年秋ごろ、実は金正恩には判断能力がなく、ただの傀儡で、陰で金正恩を動かしている人がいるらしいという情報が流れました。

そして、昨年末、習近平主席の指示で、その情報は正しいのか? もし正しいとすれば金正恩を動かしているのは誰か? について調査を始めたという動きがあったようです。

そして、今年2月末に2人の金正恩の側近の名前が浮上してきました。崔竜海(チェリョンヘ)党副委員長と黄炳瑞(ファンビョンソ)軍総政治局長です。

調査結果の内容は、

①金正恩は崔竜海と黄炳瑞の操り人形で、自分で判断できる能力は事実上ないこと、
②今年2月中旬の金正男さん殺害を金正恩に上申したのは、この2人であること、
③2013年12月、張成沢・元国防委員会副委員長が処刑されたのは、崔竜海との権力闘争に敗れたためであること、
④崔竜海は、金正恩をなんらかの形で排除して、自分が国の指導者の座につこうとしていること、
⑤崔竜海は、自分が中心となって周辺国の脅威になっている金正恩を排除すれば、自分が指導者になっても国際社会が受け入れてくれると踏んでいること、

ということだったようです。

今後、野心家の崔竜海の動向に注目ですが、この人の命、危ないのでは?

2017.05.16
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