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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第19話【北朝鮮】中国はいつ北朝鮮から難民が押し寄せてきても大丈夫!

北朝鮮の人口は約2,500万人、北朝鮮が崩壊すると数百万人の難民が発生すると予想されています。

この難民は、韓国を目指して38度線に向かい、中国を目指して鴨緑江、豆満江に向かい、日本を目指して舟で日本海を渡ってきます。

しかし、韓国との軍事境界線・38度線は警備が厳重ですので、かなりの数の難民が中国側に押し寄せるのではないかと考えられています。その数、少なくとも30万人。

この状況に対し、中国政府は1年ほど前に本格的に難民対応準備を始めました。この時期に準備を始めた理由は2つ。

ひとつ目の理由は、2015年、中東、アフリカなどから100万人を超える難民が欧州に押し寄せ、欧州が混乱に陥ったのを見て、中国政府が危機意識を深めたことです。

ふたつ目の理由は、1990年代、北朝鮮の飢饉で数万人の難民が国境を越えて中国に渡ってきたとき、中国はその難民を北朝鮮に強制送還し国際社会の批判を浴びたことです。なので、こんど北朝鮮で難民が発生したときには、中国としても人道的に保護せざるを得ません。

そこで、2016年初めごろから、中朝国境を流れる鴨緑江沿いや図們江(ともんこう)=朝鮮名・豆満江(とまんこう)沿いに難民収容施設の建設を始めました。中国の吉林省、遼寧省のあたりです。

そこには人民解放軍の北部戦区の精鋭部隊が集結し待機しています。吉林省・図們市(ともんし)は、延辺朝鮮族自治州にある市ですが、写真で見ると、対岸の北朝鮮・南陽市の街並みがよく見えるほど川幅が狭いので、難民の大量流入ポイントです。このように、川幅が狭く浅瀬で容易に渡河できるポイントがいくつもあります。

中朝国境の鴨緑江、豆満江沿いに待機する人民解放軍の北部戦区の精鋭部隊の本来の使命は、北朝鮮崩壊時に怒涛の如く押し寄せる難民流入を阻止しながら、可能な範囲で施設に収容することですが、展開によっては、駐屯地から約200km先にある平壌を目指し進撃することも想定した部隊です。

以上のように難民対応準備が完了していますので、中国はいつ北朝鮮から大量に難民が押し寄せてきても大丈夫です。

2017.04.19
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