私が周りの人たちに北朝鮮の崩壊が近いことを話し出した2年前は、朝鮮半島情勢は、まだあまり関心を持たれていない時期でした。そのころ、私は、北朝鮮がどのようにして倒れるのか、いくつかのシナリオを思い描いていました。
しかし、今年1月、ちょっと過激なトランプさんが米大統領に就任し、今年2月に金正男さんが北朝鮮の国家ぐるみの犯行でマレーシア空港で殺害されたあたりから、連日、北朝鮮がホットな話題になってきました。
そして、次第に北朝鮮の危機が現実のものとなり、わが身に降りかかる危険性について、誰もが気づくようになってくると、かえって、私の朝鮮半島情勢に対する関心が少し失せてきたような気がします。
やっぱりね、こうなることは2年前からわかっていた、ただその通りになっただけという気持ちで、冷めた目で眺めています。
長いこと周りの人たちから「いつか北朝鮮が崩壊すると話してましたが、まだその兆しはありませんね、いつ倒れるんですか?」と突き上げを受けていましたが、いよいよ現実のものになってきて、予想が的中したという意味では少しホッとしたところもあります。
北朝鮮崩壊に向けて動き出すきっかけは3つ、
①北朝鮮が先制攻撃をするか、
②北朝鮮が先制攻撃を受けるか、
③北朝鮮が内部崩壊するか、
です。
2017.04.14