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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第3話【中国】中国人のノーベル賞受賞者はなぜ少ない?

中国の人口は13億7,000万人、日本の人口は1億2,000万人ですので、中国は日本の10倍以上です。

ノーベル賞受賞者の数は、日本が25人なのに対し中国は3人ですので、中国は日本の10分の1です。しかも、科学技術分野に限ってみれば、わずか1人です。

この事実は何を意味するのでしょうか?

これは中国のコピー問題と密接に関係していると思います。コピーとは、研究開発に時間をかけずに手っ取り早くアウトプットを生み出すうまいやり方ですが、中国でこれが横行するのにはワケがあります。

中国人の価値観です。

最近、徐々に変わってきているとはいえ、いまの中国には「時間をかけずにお金を稼ぐことのできる人が優れた人」という考え方を持っている人が多いようです。

このような考え方に立てば、外国企業が作った優れた商品のコピー商品を売ってすぐに儲けることのできる人は賢く、いつ成果が出るのかわからない研究に没頭している人はバカ、ということになります。

これが中国在住のノーベル賞受賞者が少ない理由のひとつだと思います。

日系企業が中国に進出して中国人を雇って研究開発をするときには、まず、商品開発とコピーとの違いをしっかり教えるところから始めなければならず、それを理解させるのが大変だったという話をよく聞きました。

そのように、以前は、中国のコピーに悩まされるのは外国企業と相場が決まっていましたが、最近では、技術力をつけた中国企業が別の中国企業によるコピーに悩まされるケースも増えてきているようです。

このようなプロセスをたどりながら、中国も、徐々に知的財産に対する考え方が成熟していくのだと思います。
 
2017.04.03
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