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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第29話【英語】真実はひとつ!?

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第29話【英語】真実はひとつ!?

日本人にとって英語の冠詞(“a” と “the”)の使い分けはとても難しいのですが、アメリカ人は無意識のうちに正しく使い分けることができます。

英語で「本当のことを言う」は “tell the truth” であって “tell a truth” ではありません。「ウソをつく」は “tell a lie” であって “tell the lie” ではありません。

先日、アメリカ人の友人に「なぜ?」と尋ねたところ、即座に「真実はひとつだが、ウソはたくさん」と答えました。さすがアメリカ人です。

確かに「この世にひとつしかないもの」には定冠詞の “the” をつけます。「太陽」はひとつですので “the sun” 、「月」もひとつですので “the moon” です。

また、お互いに何を指しているのかを了解していなければ “a” をつけ、了解しているものには “the” をつけます。ですから、初めて話すときは “a” ですが、2回目以降は “the” となります。

しかし、「海岸に行く」は、なぜか “go to the beach” であって “go to a beach” ではありません。私が「海岸はひとつじゃないよね?」とツッコミを入れると、確かにアメリカ人同士で話しているときに、“go to the beach” と言われて「えっ、それ、どこの海岸のこと?」と聞き返すことはあるそうです。慣用的にそのように言うらしいです。
 
「真実はひとつ」は話としてはおもしろいと思いますが、本当かな?!

2017.04.29
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