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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第124話【居酒屋/東京】「居酒屋あぶさん」誕生秘話

本日の飲み会は地下鉄丸ノ内線の四谷三丁目駅から徒歩2分ぐらいのところにある「居酒屋あぶさん」でした。

初めてこの店に入ったのが17年前、それ以降、年に数回この店に足を運んでいます。

「居酒屋あぶさん」が開店して6月30日で31年、毎年この時期になると、芸能人やプロ野球選手からお祝いの大きな花束が贈られてきます。

「あぶさん」の名前の由来は、もちろん水島新司さんの野球漫画「あぶさん」です。

この店の主人の石井和夫さんは、かつて宮崎の延岡工業で甲子園を目指していた高校球児で、以前、四ツ谷の「羅生門」という焼肉屋の店長をしていましたが、その店の客のひとりに草野球チーム「ボッツ」のメンバーがいました。

当時、水島さんは「あぶさん」と「ボッツ」という2つの草野球チームを持っていましたが、そのうちの1つです。

そして「ボッツ」のメンバーが足りなくなったときに助っ人として参加したのが、石井さんと水島さんが一緒に野球をするきっかけとなり、そのあたりから、北野武さんとも知り合いになりました。

その後、そろそろ自分で店を持とうと思い、水島さんに「店の名前を “あぶさん” にしてもいいですか?」と尋ねたところ、「頑張れよ」という返事でしたので「居酒屋あぶさん」が誕生しました。

また、開店日を「30日」にしたのは、当時巨人のエースだった江川卓投手の背番号が「30」だったためです。そして、開店日には、水島さんが江川投手を連れてやってきました。

開店当初は経営が苦しい時期もあったそうですが、北野武さんがTVやラジオで盛んに宣伝し、いろいろな人が応援したこともあり、だんだん軌道に乗ってきたそうです。

隣のビルには太田プロダクションが入っていること、北野オフィスとの縁ができたことなどから、芸能人が集まるようになり、また、プロ野球選手でこの店に入ったことのない選手はいないのではないかと思うほど、プロ野球選手もやってきます。

プロ野球選手のユニフォームやドカベンのポスター、この店を訪れた野球選手や芸能人とのスナップ写真が壁一面に貼られています。

店のTVではいつも野球中継をしていて、シーズンオフには思い出の試合の中継をしています。

収容人数は、座敷に26人ぐらい、ホームベース型テーブルに10人ぐらい、4人掛けテーブルが2つ、6人掛けテーブルが1つで14人、合わせて50人ぐらいです。

この店には12球団のファンが集まります。

ですので、この店の主人に「どこのファン?」と尋ねても、「長嶋ファン」とか「野球ファン」という答えしか返ってきませんが、いろいろ話していると、実は熱烈な巨人ファンであることは明らかです。

現在は連日満席の「居酒屋あぶさん」ですが、この店の主人も60代後半になり「70才になったら店をたたむことを考えている」とつぶやくようになりました。娘さんは2人いますが、やはり、この主人がいてこその「居酒屋あぶさん」ですから、いつかは店じまいすることになるのかもしれません。寂しいことです。

2017.08.02
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