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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第95話【経済】生涯未婚率がこんなに増えて日本経済は大丈夫なの?

厚生労働省の機関で「国立社会保障人口問題研究所」というところがあり、5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出しています。

生涯未婚率とは、50才までに一度も結婚したことのない人の比率です。

直近の2015年時点の生涯未婚率は、男性で23%(≒4人に1人)、女性で14%(≒7人に1人)で、前回の2010年の調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新しました。

この生涯未婚率は50年ぐらい前まではずっと男女ともに1%ぐらいでしたが、1970年ごろから増加が始まりました。

都道府県別で見ると、生涯未婚率の高いところは、男性では沖縄の26%、女性では東京の19%でした。その理由は、沖縄の男性の場合は生活力が相対的に低く気候が温暖であるため、東京の女性の場合は働く女性が多いためでしょうか?

逆に、生涯未婚率の低いところは、男性では奈良の18%、女性では福井の9%でした。その理由は、奈良にしても福井にしても地元で一生を過ごす人たちが比較的多く、あまり産業がないため他の県からの人口流入が少ないためでしょうか?

また、この調査とは別に同研究所が行った出生動向基本調査で、18~34才の未婚者を対象とした意識調査 があります。

それによると「いずれは結婚したい」と考える人の比率は男性86%、女性89%で、結婚するために必要な条件は「結婚資金」と「住居」と考えている人が多いことがわかりました。

以上のデータから言えることは、18~34才の独身の9割は、いずれは結婚したいと考えているのですが、その後、結局、結婚資金や住居を手に入れることができず、男性の3~4人にひとり、女性の6~7人にひとりは、一度も結婚しないまま一生を過ごすということです。

5年ごとに調査をするたびに生涯未婚率が上昇していますが、近年の非正規労働者の急激な増加により、今後さらにこの傾向に拍車がかかるのではないかと思います。

生涯未婚率が上昇すれば日本の人口は減少します。日本の人口が減少すれば日本経済が活力を失います。労働力人口が減り、年金制度が崩壊します。
 
このような状況になっているそもそもの原因は、日本の企業が内部留保金を貯め込み、従業員に分配してこなかったことにあると思います。

2017.07.04
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