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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第87話【英語】ああ、タクシーさん、それでどんなご用ですか?

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第87話【英語】ああ、タクシーさん、それでどんなご用ですか?

日本人が英語を話すときによく間違える事例を集め、面白おかしく書いた本があります。「その英語、ネイティブにはこのように聞こえます」というやつです。

その代表例として、
① "Call me a taxi." と
② "Call me taxi."
があります。

違いは "a" があるかないかだけですが、意味は大きく変わって、①は「私にタクシーを呼んでください」で、②は「私をタクシーと呼んでください」となります。

②は、たとえば、"Call me John." 「私をジョンと呼んでください」と同じ形です。ですから、「私をタクシーと呼んでください」となります。

しかし、ネイティブが②の "Call me taxi." を本当に「私をタクシーと呼んでね」という意味に解釈するのか、ずっと怪しげだなぁと思っていました。

そこで、先日、ネイティブのアメリカ人と酒を飲む機会があったので、確かめてみました。それに対し、その話はアメリカでは小学生でも知っていて「私をタクシーと呼んでね」と解釈する人は誰もいない、アメリカで「タクシーを呼んでください」という意味で、"Call me taxi." と言う人だっている、という答えが返ってきました。

もし、ホテルのフロントで、宿泊客が "Call me taxi." と言ったときに、「ああ、タクシーさん、それでどんなご用ですか?」と尋ねる従業員がいたとしたら、それはただ単に意地悪をしているだけ のようです。

もちろん、正しい言葉を使うことは大切ですが、先ほどの ①、②は、その違いを面白おかしく説明しているだけで、実際のところは「その英語でネイティブが誤解することはない」ようです。

2017.06.26
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