いまあなたがTVで見ている金正恩は本物だと思いますか?
このように聞かれると、ほとんどの人は驚き「えっ、どういうこと?」と聞き返すと思います。安倍首相も驚きました。
たぶん、いままでにTVや新聞で報道されていないと思いますが、2月10~12日にワシントンD.C. 、フロリダで行われた日米首脳会談の際に、トランプ大統領が安倍首相に「北朝鮮の若い独裁者は、すでに死んでいるか、生きていても病床に伏しているのではないか、つまり、いま表に出てきている男は本物ではなくダミーだということだ」と話したらしいのです。
安倍さんはとても驚き「とにかく、その件については、帰国後に、わが国としても全力を挙げて調べてみます」と答えたそうです。
安倍さんは2月13日夜に帰国すると、すぐに関係部署に「金正恩ダミー説」の真偽についての極秘調査を指示しました。
ところが、その翌日、2月14日の夜に、クアラルンプール国際空港での金正男さん暗殺のニュースが飛び込み、政府は金正男暗殺事件関連の対応を最優先で進めることになりました。そのため、しばらくの間は「金正恩ダミー説」調査のプライオリティが下がっていたようです。
その後、安倍さんのもとに「金正恩ダミー説」についての情報が続々と集まってきましたが、どれも、先のトランプ発言を裏づけるものばかりでした。
その中で最も有力な情報は、2月15日と16日の国営・朝鮮中央テレビでの金正恩の映像を、7年前のものと詳細に比較すると「耳たぶの形が違う」、耳たぶの形は変えようがないので、やはりダミーを登場させていると考えるべきである、ということでした。
ここに2枚の写真があります。1枚は2010年10月26日に国営・朝鮮中央通信が配信した写真で、もう1枚は今年2月21日に同じ朝鮮中央通信が配信した写真です。
この2枚を並べてみると、7年前は耳たぶの根元が頬にくっついているのに対し、ごく最近の写真では離れています。私も見ましたが、言われてみれば、確かにその通りだと思います。
さらに、笑ったときの歯形も、7年前といまとでは違っているそうです。
韓国国家情報院は、金正恩は暴飲暴食がたたり、体重が7年前の80kgから現在は130kgまで増え、そのせいで糖尿病を患っていると推測しているそうです。
そのようなところから、「金正恩ダミー説」、「金正恩重病説」や「金正恩死亡説」がささやかれているようです。
金正恩の生死についてはアメリカもまだ把握していないようですが、私は「金正恩ダミー説」については、明らかに耳たぶの形が違うことから確かな情報で「いまTVで見ている金正恩か、あるいは、7年前の金正恩か、どちらかが影武者である可能性が高い」と思います。
ちなみに、アメリカ、ロシア、韓国などの諜報機関は、すでに「金正恩ダミー説」が正しいという証拠を握っているそうです。
2017.05.26