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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第188話【諺】「紙一重」いろいろ

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第188話【諺】「紙一重」いろいろ

この世のなかには「紙一重」が多いようです。「紙一重」で良くなることも、悪くなることもあります。

「好きと嫌いは紙一重」。

「愛憎は紙一重」とも言います。「好き」も「嫌い」も、気になる存在だから起こる感情だという点で共通しています。気にならないものは、好きでも嫌いでもありません。

そして、何かをきっかけにして、今まで大嫌いだった人を大好きになることがあります。逆に、大好きだった人を大嫌いになることもあります。ちょっと前の、松居一代と船越英一郎のケースのようなものです。私も、巨人のV9時代は「アンチ巨人」でしたが、チーム創設以来初めて最下位になったことをきっかけに、熱烈な「巨人ファン」になりました。

まさに「好きと嫌いは紙一重」の差しかなかったわけです。

「バカと天才は紙一重」。

「天才とキチガイは紙一重」とも言います。「バカ」も「天才」も、凡人の想像を絶するような奇抜な発想をします。そして、その結果、優れた才能を発揮して学問や芸術などで何かを成し遂げ、世間に認められた人は「天才」と呼ばれ、最後まで世間に認められなかった人は「バカ」と呼ばれます。

「浮世の苦楽は紙一重」。

苦しいからといって、何も悲観することはなく、楽しいからといって楽天的になるのも禁物という戒めですが、たまに、この諺は気休めでしかないこともあります。

「紙一重」が多いこの世のなか、すべて、いい方に、いい方にと進んでいってほしいものです。

2017.10.05
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