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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第172話【社会】どこまで許される? 酷似した名称

録画するTV番組を間違えてしまいました。

番組名がとてもよく似ているのです。

ひとつはテレビ朝日系列の「世界の村で発見!こんなところに日本人」、もうひとつが「世界ナゼそこに?日本人」で、前者を録画するつもりで後者を予約してしまいました。

「世界の村で発見!こんなところに日本人」は、もともと2008年から不定期特番として7回ほど放送したものを、2013年4月からレギュラー化したものです。スタジオの出演者は千原兄弟、森山良子などで、毎回、この人たちを含め、そこそこ有名な芸能人が世界の村に住む日本人を訪ね、村にたどり着くまでのプロセスにフォーカスしたバラエティ番組です。

テレビ東京系列の「世界ナゼそこに?日本人」は、2011年以降、不定期特番として3回放送したものを、2012年10月にレギュラー化したものです。旅人は番組制作スタッフで、主に、現地での日本人の暮らし方にフォーカスしたバラエティ番組です。

どちらが「元祖」なのかについては、不定期特番ベースであればテレビ朝日の方が早いのですが、レギュラー番組ベースであればテレビ東京の方が早いので、議論の分かれるところです。

テレビ朝日とテレビ東京とが、お互いの番組構成、視聴率を見ながら制作していることがうかがえますが、それにしても、録画予約を間違えてしまうほど似ているのは困ります。名前のつけ方が安易だなぁと思います。

また、10年以上前に「和民・魚民戦争」がありました。

2003年に和民が「魚民という名称が和民に酷似している」と公表したことに魚民が反発し「虚偽の事実を公表された」として東京地裁に提訴、和民に3,000万円の賠償請求をしたところ、今度は和民が名誉棄損で魚民を逆提訴したという戦いです。

結局、1年後に「和民は魚民の看板の使用を認め、魚民は損害賠償請求を取り下げる」という和解が成立し、お互い、いったんは矛を収めました。

しかし、2007年になって、どうにも虫の収まらないワタミ社長・渡邉美樹が著書の中で「和民でヒットすれば〇民という真似っこが現れる」と書いてしまったたため、軋轢が再燃し、魚民が1億円の賠償を求めて和民と渡邉美樹を提訴しました。

最終的には、2009年に東京地裁が渡邉美樹個人の責任だけを認め300万円の賠償を命じ、決着がつきました。

この問題は、魚民が、この当時繁盛していた和民を意識して「和民という名称にヒントを得て魚民と命名した」のだろうなと推測できますが、あまりにもお手軽すぎて独創性に欠けます。

和民に入るつもりの客が、間違って魚民に入ってしまうことは滅多にないと思いますが、もう少し違いを出さなければいけません。

魚民が、和民という名称にヒントを得たのであれば、「和民」以上に良い名称を考えなければいけません。

それは「魚民」ではないはずです。

2017.09.19
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