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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第126話【野球】勝利の女神もあきれ返る巨人の監督采配

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第126話【野球】勝利の女神もあきれ返る巨人の監督采配

夕べの神宮球場でのヤクルト×巨人戦の中継を途中まで見ていて、このような展開は今までに何度見たことか、またか!と、うんざりしました。

1回表の攻撃で本塁打2本を含む長短打で4点を先制し、2回表にも追加点をあげ、楽勝の展開でした。

巨人の先発は内海投手。4年前の2013年までは巨人のエースでしたが、その後3シーズンは1桁勝利にとどまり、2勝のシーズンもありました。年齢も35才で、投手として盛りを過ぎていることは誰の目にも明らかです。今シーズンは2勝5敗、防御率は5点台、つまり1試合投げると5~6点失うというペースです。

巨人が5対1でリードしたまま4回裏になりました。

内海投手のボールに切れがなくなり、ヤクルト打線につかまりだしました。チームの勝利を優先するならば、交代のタイミングです。

しかし、高橋由伸監督は続投を指示。案の定打たれ、5対3と、リードは2点になりました。

そして、5回表の巨人の攻撃でランナーが溜まり、二死一二塁で9番内海に廻ってきました。チームの勝利を優先するならば、代打を出して点を取りに行くタイミングです。

しかし、そのまま内海を打席に送り、凡退、追加点を奪えないまま攻撃が終わりました。元エースの内海に勝ち星をつけさせてやりたいがための采配です。

いくら連敗中で最下位に低迷しているヤクルトが相手であっても、勢いづいたヤクルト打線を止めることができず、救援の桜井、西村が打ち込まれて、終わってみれば5対7の逆転負け。

元エースの勝ち星を優先したがために、普通にやれば勝てる試合を落としてしまいました。

このような監督の采配ミスによる逆転負けが今シーズンだけでも10試合はありました。

勝てる展開になった試合を勝つだけで、勝ちが10増え、負けが10減ります。その中には、上位にいる広島・阪神・DeNA戦もありますので、それらのチームの勝ちが減り、負けが増えます。

その結果、現在15ゲーム差の4位の巨人が、今ごろ広島と首位を争っていたはず、ということになります。

このように自ら負けを呼び込むような采配は、V9時代の川上監督のころにはありませんでした。

交代のタイミングは2度ありました。

勝利の女神がやさしく2度も手を差し伸べたのに、それに見向きもしなかった高橋由伸監督の采配に、勝利の女神があきれ返り、ならばとヤクルトに微笑んだ試合でした。

2017.08.04
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