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酒興放論

お気楽に人生を楽しんでばかりいるとバカになってしまうので、せめて1日に1回ぐらいはまとまったことを考えてみようというところから始めたお気楽ブログで、お酒を楽しみながら言いたいことを言うという趣旨です。ふだん、飲み友だちと居酒屋で酒を酌み交わしながら話し、話した先から消えていくような、1話1~2分のたわいもないお話です。心境が変化したら、ある日突然やめるかもしれません。

第102話【人生哲学】民進離党の決断時期の差で天国と地獄

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第102話【人生哲学】民進離党の決断時期の差で天国と地獄

昨年12月、先日の都議選に向けて、民進党は36人の公認候補を発表しました。

その後、民進党の勢いが低迷していたこともあり、36人の公認候補のうち16人が離党届を提出して民進党を去り、都民ファーストの会(都ファ)に走りました。
 
ここに興味深いデータがあります。
 
16人は一斉に民進党に離党届を出したわけではありません。

1~3月という早い段階で離党届を出した7人は都ファ公認候補となり、小池都知事とのツーショット写真を自身のホームページに載せるなどして準備を進め、全員当選しました。

そして、離党しようかどうか悩んだ末に、3~6月に離党表明して都ファに走った9人は、選挙直前だったこともあって都ファ公認を得られず、都ファ推薦(無所属)で選挙に臨んだ結果、4人が当選し、5人が落選しました。

ここで、その中身をもう少し詳しく見てみると、離党届を出した16人の内訳は、現職議員8人、元議員5人、新人3人です。

このうち都ファ公認候補7人の内訳は、現職議員1人、元議員3人、新人3人です。

そして都ファ推薦(無所属)で選挙に臨んだ9人の内訳は、現職議員7人、元議員2人です。

以上から、現職議員8人のうち、決断が早く都ファ公認を取りつけたのはわずか1人で、結果は当選、決断時期が遅く都ファ推薦(無所属)での出馬となったのが7人、このうち3人が当選し、4人が落選しました。

そして、元議員5人のうち、決断時期が早く都ファ公認を取りつけたのは3人で、3人とも当選、決断時期が遅く都ファ推薦(無所属)での出馬となったのが2人、このうち1人が当選し、1人が落選しました。

新人3人は決断時期が早く、全員、都ファ公認で出馬し当選しています。

これをまとめると、新人よりも元議員、元議員よりも現職議員の決断時期が遅く、それがそのまま選挙結果に表れたということになります。

ものごとにはタイミングというものがあります。優柔不断で、決断すべきときまでに決断しないと、結局、すべてを失ってしまいます。

このような話があります。

「巨額の富を築いた数百人を分析すると、例外なく全員が素早い決断力の持ち主である。また、一度下した決断を変更するときには、慎重に時間をかけて新たな決断をしている。」

優柔不断は大敵ということです。人生の教訓にしなければいけませんね。

2017.07.11
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