宙に浮いて回転しながら光を放つ凄いスピーカーがあります。和歌山の KEN LLP(KEN有限責任事業組合)が開発した LEVI SOUND(レビサウンド)というワイヤレススピーカーです。
Bluetooth で通信し、球体のスピーカーの底面には強力なネオジウム磁石が内蔵され、ベースには強力な電磁石を内蔵していて、コンピュータ制御することによって、スピーカーが空中に浮き、バランスを保ちながら回転するのです。
迫力ある低音から澄み切った高音までのフルレンジ高性能スピーカーです。スピーカーを宙に浮かせることで音の歪みや振動を減少させています。音の到達範囲は約10mです。
サイズは、ベースが15×15×5 cm、スピーカーの直径は約8cmの球体で、総重量は約1kgです。
開発チームは4人、ふだんは別々の仕事をしている中年のオジサンの集まりです。4人のプロフィールは、代表の和田さんは元シャープ家電でオーディオ関連機器の開発に携わってきた方で、後の3人はプログラマー、経理会社社員、英語塾講師です。
聴く音楽から観る音楽へ。宙に浮いて回転するスピーカーを眺めているだけで心が和みそうです。
昨年秋ぐらいから頻繁にメディアの取材を受けていて、徐々に知名度を上げているようです。これだけ画期的で面白い商品ですので、価格1台13,800円はとてもお買い得だと思います。
今後、この商品が売れて資金が集まれば、LEVI SOUND の改良をしたり、一般企業が販売する商品、たとえば、スマホ、ノートパソコン、時計、指輪などを浮揚させ、回転させる展示台を開発するアイデアもあり、夢はどんどん膨らんでいきます。
2017.06.05